Fetal Abnormality Diagnosis Assistant System
胎盤絨毛血管腫(placental chorioangioma)
・胎盤の腫瘍として最もよくみられる。
・羊水過多、胎児水腫、早産、IUGR、胎児死亡が起こる。母体血中AFPが上昇する。
・胎盤の充実性の腫瘤(hyperechoicあるいはhypoechoic)、胎盤の胎児面からの膨隆として観察される。
胎盤血管腫の例
胎盤血管腫(33w)
妊娠33週羊水過多を呈した症例の胎盤超音波断層像である。胎盤胎児面に突出したエコー輝度の低い腫瘤像(hypoechoic
mass)を認め、胎盤血管腫(chorioangioma of the placenta)に特徴的な超音波所見である。大きなものでは、羊水過多や非免疫性胎児水腫が合併することがある
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