大動脈縮窄(coarctation of aorta) ・大動脈峡部付近の狭窄。
・動脈管を介して下半身の血流が維持されるので、右心系優位の循環動態を示す。
・狭部の低形成のない限局型と病的低形成を伴う低形成型がある。
・後者ではVSDなどの合併心疾患を伴うことが多い。
・大動脈弓断面で診断が可能である。
・予後は合併奇形、動脈管開存の程度、狭窄の程度による。