Fetal Abnormality Diagnosis Assistant System
Fallot四徴症(tetralogy of Fallot)
・心疾患を有する出生児中の5〜10%を占める疾患。
・(1)心室中隔欠損、(2)大動脈騎乗、(3)右室流出路の狭窄、(4)右室肥大。
・肺動脈弁の欠損を合併することがある。
・約10%強で染色体異常がみられる。
・外科的処置により予後はかなり期待できる。
Fallot四徴症の例
Fallot四徴症(28w)
妊娠28週症例の心室流出路断面である。両心室間に心室中隔欠損がみられ、大動脈がその上に乗っている所見を認める。この所見は、大動脈騎乗(aorta
overriding)と呼ばれ、Fallot四徴症に特徴的である。
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