心内膜床欠損(ECD:endocardial cushion defect) ・心房中隔下部と心室中隔上部の欠損を特徴とする疾患である。
・四腔断面像で心臓中心部の十字像が欠損、単一の房室弁(共通房室弁)をもつ。
・心室中隔は下部のみが存在。
・房室ブロックを伴うことが多い。
・他の奇形・染色体異常との合併率が高い。
・特に多脾症候群、無脾症候群、21トリソミーに合併。